Re: 前回の記事、「hrは構造か見栄えか」についてご意見をいただきましたより引用。
益子貴寛氏「Web標準の教科書」からの引用
hr要素はXHTML1.1はプレゼンテーションモジュールに分類されていること、XHTML Basicでは定義されていないことから考えると、構造ではなく表現のみを指定する要素として扱われているといってよい。しかし、hr要素は前後の内容の明確な区切りを意味するという機能があるので、必ずしも表現のみに関する要素とは言い切れない。
上記の部分に関した益子氏の意見に同意であり、個人的な見解上で「構造」として扱いたい旨を表したかったものです。
解説ありがとうございます。では、仕様書の観点ではなく、何故hr要素で文書構造を表現する意味がないのかということを書いてみましょうか。
工場長さんや益子さんは《hr要素は前後の内容の明確な区切りを意味するという機能がある》
というご意見のようですが、それはブロックレベル要素の役割でしょう。XHTML-TIPS hrは構造か見栄えかで例示されている構造でもhr要素が挿入されている箇所の前後はそれぞれ別のブロックレベル要素でマークアップされるはずです。その前後で明確に区切りたいということは、その前後が別の塊であることを示したいということなので、それぞれの塊を適切にマークアップすることで明確に区切ることができるのです。そこにhr要素を使う必然性は存在しません。
もちろん、HTML 4.01などを使っている文書で《CSSの切られた状態でのページビューがナビ部位とコンテンツ部位をわかりやすく区切る役目》
などを与えるためにhr要素を用いること自体を否定するわけではありません。ただ、それは、文書構造をマークアップしているのではなく、視覚的整形のためにマークアップしているのです。文書構造というものはCSSの適用有無で影響されるものではありません。
それとWEBデザイナ、業界内でという表記については益子氏も取り上げている事項だけに、重要度があると勝手な判断をしました。
じゃあ、2人だけじゃないんですかねぇ。とりあえず、ここ7、8年ぐらいではインターネット上でそういう主張をみた記憶はないです。