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Movable Type 3のサポート期限での議論にみるウェブ屋としてのプロ意識というもの

作成日時
2007-06-23T14:17:44+09:00
更新日時
2007-06-23T14:23:25+09:00
カテゴリー
業界

Movable Type 4発表で改めて感じるシックス・アパート社への不信 / ビジネスブログ『アイタス営業日報』 / 北海道札幌市のホームページ制作 Webデザイン会社 アイタスより引用。

「現在のインストール数は個人が約50万、法人は数万規模」(上記リンク先より)と普及しているバージョン、要は、今、MTで構築しているサイトは、来年7月末以降、セキュリティ上「開発元が責任を取らない」サイトとなるわけです。

「旧バージョンのサポートは来年7月末まで」というのは、そういうことではありませんか? ちがっていましたら訂正しますのでご指摘ください。

そういうことですね。

MTを採用した数万オーダーの法人各社は、ライセンス数に応じたバージョンアップ費を支払うか、他のプラットフォームへ移行するかを、来年7月末までに決断しなければなりません。

作るだけではなくて、導入したものの保守も込みの契約ならばその通りですね。1年ちょっとあるのでがんばって検討し、決断するしかないでしょう。

でもね。なんでこんな論調なのでしょうか。まるで『俺たちはシックス・アパート社に騙されたよ』と言わんばかりの論調。あたかも自分達は被害者であるという論調。

そもそも、顧客への納品物に他社のプロダクトを含めるということは、そのプロダクトに対しても顧客への責任があるということです。そのため、他社のプロダクトを導入することを検討している時点で、そのプロダクトのライフサイクルを把握する必要があるのです。その上で、そのプロダクト自身の保守をどのようにするのかを決定しておく必要もあります。

今更《来年7月末までに決断しなければなりません》と言ってしまうということは、そのあたりのプロとしての作業、そしてプロ意識が足りないと言わざるを得ないでしょう。

マイクロソフトがOSのサポート期限を切り、ユーザーから大ブーイングを受けた事例をご記憶のかたもいらっしゃることでしょう。マイクロソフトはユーザーの声を反映し、サポートを5年延長しています。

これは、プラットフォームを提供している企業として、適切な処置だったと思われます。

マイクロソフト社は、もちろん事前にプロダクトのライフサイクルを公開いていましたが、ユーザからの声を受け、ライフサイクルを伸ばすことがビジネス上有利であると判断したからこそライフサイクルを延長したのです。ビジネスとして適切な処理であったのかもしれません。
しかし、《プラットフォームを提供している企業として》適切な処置は、事前にライフサイクルを公開していたことです。それ以外はビジネス上の選択にすぎません。ユーザの我侭を最優先するならば、永遠にサポートすることが良い選択肢であるはずですが、まさかそうすべきだとは言わないでしょうしね。

シックス・アパート社が過去に決断したビジネス上の判断としては、Movable Type 3のライセンスの話で我侭なユーザが自分たちの利益しか考えずに主張していたアレですかね。今回、シックス・アパート社がどのようなビジネス上の判断をするのかは注目しておこうと思います。

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